永井宿入口~上毛高原駅~谷川岳山岳資料館前【道標N区間】

永井宿入口~上毛高原駅~谷川岳山岳資料館前【道標N区間】

みなかみ町の永井宿と谷川岳山岳資料館を結ぶ区間です。
旧三国街道や利根川の諏訪峡、数々の温泉地を巡ることが出来ます。


猿ヶ京温泉

上杉謙信が命名したとされる歴史ある温泉です。谷川連峰三国連山の雄大な景観に囲まれ、美しい赤谷湖を見下ろすようにある温泉郷は、古来より三国街道を往来する人々の疲れを癒しました。

三国街道の往来を取り締まった猿ヶ京の関所跡もあり、当時の通行手形など、貴重な資料を展示しています。

三国路与謝野晶子紀行文学館では猿ヶ京温泉、水上温泉、湯檜曽温泉に訪れた与謝野晶子の旅の歌を中心に展示されています。若山牧水、北原白秋らの三国路を旅した多くの文人たちの資料も多く展示されています。


湯島オートキャンプ場

温泉・川遊びなど、大人も子供も自然を満喫できる源泉かけ流し露天風呂のあるアクセス良好なオートキャンプ場です。

湯島オートキャンプ場

たくみの里/道の駅豊楽館

たくみの里は旧三国街道須川宿を中心としたのどかな里一体に、様々な匠が工房を構え工芸体験ができる体験施設が点在しています。

道の駅豊楽館では地元の新鮮野菜や加工品を販売しており、そば打ち体験ができます。たくみの里散策に便利なレンタサイクルもあります。


湯宿温泉

三国街道の宿場の面影を残す歴史ある温泉です。
約2千年前に須川村の弘須法師によって大乗妙典誦行満願の夜、薬師如来が現れ種々の薬湯を賜ったのが始まりと言われています。旧三国街道の宿場町として発展し、初代沼田城主の真田信之が関ヶ原の合戦後に疲れを癒すために訪れたことでも知られています。

湯宿温泉

大峰沼

本州最大、最古級の浮島を持つ大峰沼は湿原植物の宝庫です。
浮島にはミズゴケの群落の他にツルコケモモ、モウセンゴケ、カサスゲなどの湿原植物が生育しています。この浮島高層湿原は、すぐ近くの古沼のモリアオガエル生息地と共に県の天然記念物に指定されています。

大峰沼

ホタルの里

新幹線上毛高原駅のすぐ裏でホタルの乱舞が見られます。
ボランティアによって整備され守られた田んぼや沢にホタルが乱舞します。

ホタルの里

矢瀬遺跡/道の駅矢瀬親水公園

国指定史跡の矢瀬遺跡は縄文時代後晩期の、祭祀を基調とした集落の全体像を保存復元整備しています。

道の駅矢瀬親水公園では初夏にはホタル祭りが開催され、農産物直売所もあります。

矢瀬遺跡

真沢温泉/上牧温泉

真沢温泉は大峰山麓にたたずむ山あいの一軒宿です。アルカリ性低張性鉱泉で美肌の湯として人気があります。山野草のつみ草料理が楽しめます。

上牧温泉は利根川に流れる谷川岳の雪解け水や日本海側に降った雨や雪が地中で あたためられ、およそ17年の歳月を経て今日湧き出ている天然温泉です。その効能から、古くは湯治場として栄えました。


諏訪峡/与謝野晶子歌碑公園

諏訪峡は利根川の清冽な流れが作り出した渓谷です。遊歩道が整備され四季を問わず散策をたのしむことができます。ラフティング・バンジージャンプも楽しむことが出来ます。

与謝野晶子歌碑公園はみなかみを愛した俳人・文人がこの地に残した繊細かつ優美な言葉の世界を、美しい利根川の渓谷美とともに堪能できます。


道の駅水紀行館/諏訪峡・清流公園

諏訪峡の入口、清流公園に隣接する道の駅「水紀行館」では、水産学習館で利根川水系の魚の生息環境や生態系をご覧いただけます。日本初の「淡水魚のトンネル水槽」があり、フリークライミングも楽しめます。新鮮野菜の直売所もあり、そば打ち体験も出来ます。


水上温泉郷/みなかみ町山岳資料館/水上歴史民俗資料館

水上温泉郷は400年の歴史のある利根川源流の温泉地です。湯の街を流れる利根川は、川幅も狭まり見事な水上峡の渓谷美が見られます。
水上温泉街の真ん中にある「みなかみ町山岳資料館」には谷川岳の登山史を語る資料や写真や、多くの山仲間から寄贈された山用品等が展示されています。

水上歴史民俗資料館は縄文時代から奈良・平安時代の土器、石器、江戸時代の村明細帳や水帳などの古文書、村絵図、山村生活に必要な樵用具や雪ゾリ、明治から昭和初期にかけて使われた農機具や生活用具など水上の歴史、文化、民俗を紹介する展示がされています。また、敷地内には国指定重要文化財の旧戸部家住宅が展示されています。


谷川温泉/天一美術館/湯檜曽温泉

谷川温泉は雄大な谷川岳を目前に豊かな森の中にあり、谷川の清流に沿って広がり自然を肌で感じれる静かな温泉地です。川辺の露天風呂、渓流のせせらぎ、河鹿の鳴き声など自然を満喫することができます。日帰り入浴施設「湯テルメ谷川」や旅館・ペンション・民宿があります。若山牧水や太宰治ゆかりの温泉地でもあります。
谷川温泉の天一美術館では岸田劉生の「麗子像」をはじめとして、数々の美術品をじっくりと鑑賞することができます。

利根川の支流、湯檜曽川の清流沿いに位置する湯檜曽温泉は鎌倉時代に落人が発見したとの伝説がある温泉です。昭和初期には文人の与謝野晶子も訪れています。


土合駅

谷川岳の麓にある土合駅は日本一のモグラ駅と言われる地下ホームがあり、かつては多くのハイカー達による乗降客で賑わった時期もありました。

土合駅

アクセス

SCT道標 みなかみ町 M217(永井宿入口)
・永井宿郷土館入口(JH10)バス停[関越交通バス]
より徒歩2分

SCT道標 みなかみ町 A101(指導センター前)
・谷川岳ロープウェー駅(JT39)バス停[関越交通]
より徒歩2分
・JR土合駅
より徒歩20分

区間注意事項

コース状況問い合わせ先

・みなかみ町役場観光商工課
TEL:0278-25-5017


ダウンロード

詳細地図

2万5千分の1地形図にSCT道標とバス停、駅、区間注意事項を記載してあります。

PDFファイルをダウンロードし、A4サイズで印刷してご利用下さい。

※2022年5月、map_no.26内の紅葉峡遊歩道入口の吊り橋は通行止めとなっております。こちらの橋の復旧予定はございませんので、2019年から【迂回路】としていた区間を正規コースといたしました。【正規コース】をご通行下さい。[2022年5月19日現在]

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